ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、首都キエフを訪問したポーランドのモラウィエツキ首相(写真)、チェコのペトル・フィアラ首相、スロベニアのヤネス・ヤンシャ首相と会談し、事態の収拾に向けた各国の協力に期待を示しました。ポーランドのモラウィエツキ首相は「EUはウクライナに対して加盟候補としての地位を迅速に与えるとともに、国土を守るための武器を供与すべきだ」と述べ、EUがより積極的にウクライナを支援すべきだと主張しました。(こちら)3カ国はいずれもNATO加盟国なので、このキエフ訪問はNATOのウクライナ情勢への強い関与を強調するものになるでしょう。

さらに、バイデン米大統領もNATO緊急首脳会議に出席のため、来週にブリュッセルを訪問します。(こちら)こうした一連の行動が、ウクライナ侵攻終了のきっかけになればと思います。

欧米各国から厳しい経済制裁を科されているため、ロシアはドル建て国債などの利払いや元本の返済が期限通りに行われないデフォルト状態に陥る可能性が高くなってきました。(こちら)16日にはおよそ1億1700万ドルの返済をしなければなりません。ロシアは経済制裁で外貨準備の半分近くにあたるおよそ3000億ドル(35兆円)が凍結されています。

ロシアの航空会社の飛行機は5欧州各国や日本のリース会社が所有ですが、その旅客機515機がロシア政府によって接収されることになりそうです。その額約1兆円。ロシアではこれらの飛行機をロシア国内に集めていたようです。(こちら)その飛行機を製造した会社のひとつ、ボーイング社はロシアの航空会社への部品・メンテナンス・技術サポートを停止しました。(こちら)ほかの航空会社も同じことをすると思われるので、ロシアの飛行機は順次飛べなくなるかもしれません。

戦争の脅威の陰で、コロナウィルスは静かに勢力を伸ばしています。(こちら)戦時のウクライナではマスクもソシアル・ディスタンスもありません。ウクライナのワクチン接種率は38%で、侵攻の前日の23日の新規感染者は25,000人もいたようです。換気のほとんどない防空壕の中ではコロナウィルス感染は簡単に広がってしまうので、感染した人は防空壕を出て、自宅で耐える人もいるようです。

ウラジミール君が一刻も早く失敗を認め、侵攻中止の決断をしてくれたらと思います。

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